【movie】PPSS Case.3
PSYCHO-PASS
Sinners of the Systems
Case.3 恩讐の彼方に
あっという間に最終章公開となりました。
今回も初日に行けたので思いついたことをつらつらと…仕事帰りに観に行ったので、ちょうど都内では舞台挨拶があっていた時刻と重なりまして。席に着いた直後に3期制作決定、新任監視官W主演、キャストを知り、数少ない情報と興奮を抱えたままCase.3を観たのがいけなかった…そう、いけなかったんです…情報量が私の脳みそのキャパシティを超えた(笑)
結論から言うと、本当に驚くほど精巧な作りで、頭の先から足の先までどっぷり浸かって観れるすばらしい作品でした。と、今でこそ思うものの、正直観終わった直後は謎のショックを受けてしまっていて、一緒に観に行った友人曰く「しらみねが隣で落ち込んでいる」と(笑)私落ち込んでた~~~~www
でも自分でもなんであんなに観終わったあとショックを受けていたのかわからなくて、フォロワさんたちと少し連絡を取り合って、整理したときにその正体に気付きました。まぁそれはおいおい語るとしまして、なにはともあれパッションを受け取って情報整理手伝ってくれた柚葉さん(映画同行もありがと!)、ヨウさん、季緒さん、この場を借りてありがとうございました~!!!
相変わらずシニカルで、今までと変わらない狡噛さんがスクリーン上で当たり前のように動いてる~!と酒場のシーンからわくわくしました。所見のガルシア、超かっこよかった…すごい西部劇みたいなシーンでしたね。久々に見た狡噛さんは以前にも増して遠くを見る表情が多く、ピリピリしたところが全然なかったな。
やたら口笛が上手すぎるツェリンと共にチベット・ヒマラヤ同盟王国へ入るシーン。もう本当に息を飲む美しさでした…正直今作の醍醐味はこの背景である…旗がね!ロケハンはブータンとのことでしたがこの旗が!!!なんかもうこれだけで泣きそうになりました。実は涙腺一番の山場だった。ブータン軽率に行きたい…
難民移送バスを武装ゲリラから助けるシーン、うそだろってくらいかっこよかったんですけど、あの射撃の技術より宜野座の方が上っていう設定なんだからもうそれ考えただけでサイコパスたまんね~~~ってなります(笑)
戦う狡噛さんをヒーローを見つけたようなキラキラした目で見つめるテンジンちゃんが印象的でした。
そしてそのテンジンちゃんですよ…想像以上にめっちゃくちゃかわいかった…!!!!!1期常守のようだったな…
なにもかもかわいい中で、諸星すみれちゃんの声が本当に適任でした。監督が関さんにキャスティングを相談したということだったけど、もともと候補に挙がっていたのかな?どうかな?とにかくありがとうの一言です。あ、テンジンちゃんハーフだったのはちょっと驚きでした。でもそういう政治的、時代的背景が盛り込まれているのか…と、どこをとっても日本と繋がった展開にわくわくさせられました。
訓練する姿とか本当に子犬のようで…でもマーケットでベルモンドの鼻歌を聞いて表情を変えたときの、鋭い眼が魅力的で…怒りや憎しみの表情だけど、綺麗なシーンだったな…
途中からしれっと登場したフレデリカ。正直もっと悪どい感じなのかしらと思ったけどその辺りは意外だったかな。日本にいる一係のこと話したり、(もちろん狡朱勢のわたしはそこで常守に言及する狡噛さんに激しく萌えたのですけど!嬉しそうな顔しすぎか!!!)ここぞという時に手を貸してくれたり…でも須郷さんスカウトの時の印象が抜けないのか、正直まだ疑ってます。というか、狡噛さんのこと利用するつもりで接触してきてるのは見え見えだったので、どうか悪いようにだけはしないでください…日本に帰国した狡噛さんと一係の仲を断つようなことだけは本当にして欲しくないですね。
思惑等々を抜きにすれば本当にかっこいい女性でしたね!とってもグラマラス…ワンナイトラブがあったらどうしようと実はドキドキしてましたが杞憂に終わって良かった…間接チッスは見なかったことにします( ˘ω˘ )
出ましたね!槙島!まだ亡霊を背負っていたのかと思いましたが、「人を殺す前の自分には戻れない」と言った狡噛さん、もはや自問ツールと化した槙島との会話で、何に苦悩しているのかがよく表れていた…ここの会話が長尺であったおかげで、日本へ帰るという決断が納得できました。
いずれ帰国するだろうけど、どうやって帰ってくるかが私の中でかなり大きかったと思うので…冒頭に書いた「ショックを感じた」というのが実はこれで、帰国するということが明言された瞬間にちょっとビビったわけです(笑)そのうえで3期の一係(これが東京のあの一係を指すのであれば)には常守も霜月もいない?わけで、キャリア積めば10年で上がれるということだったから昇進しているとして、果たしてどの立場なんだろう、とか、「政治に巻き込まれないでくださいね」っていう霜月の台詞がなるほどここに繋がるのか?とか…ちょっと常守の身を案じたわけです。
冷静になって振り返って、納得して、じわじわこの展開が嬉しくなりましたwww覚悟してたくせに全然対応できなかったわたしwww
三国の平和協定が無事結ばれたことも大きかったですね。テンジンちゃんの言った「偽りの平和でも」ってところが、常守があの社会のなかで監視官を全うする姿勢に繋がるところであると私は解釈しているので、その台詞に大きく背中を押された形となったのは大変嬉しいところでした。
・しかし本当に物知りだな槙島聖護。
・狡噛さん現地の服似合いすぎじゃない???常守にも着せよう(宣言
・お風呂のシーン正直笑いました。あのアングルである必要があったのかwww
・狡噛さんと犬の戯れがたまらなかった…ダイムのこと思い出してたら嬉しいなぁ…
・テンジンちゃんのバイクに乗るシーン可愛かった~~~
・狡噛の「乳揺れ」把握できなかった…!
・警備してる時の帽子似合ってなさすぎワロタ
・ツェリンの踊る男のオチが、え、それ?ってなった。
・B級映画ばりの電車上戦闘かっこよかった!!!
・そして狡噛が踊る男だった。
・ボコられすぎ…たのに生きてるからCase.2に引き続き人間じゃなかった。
・ここまで全然触れなかったけどキンレイおじさん最高にかっこよかった!
今回パンフレット買ってない方にはぜひ購入して読んで欲しいな~って思ってます。Case.1,2に関してもそう思うんですけど、制作、キャスト陣の言葉からたくさんの情報を得られるし、なにより愛された作品であることが見て取れることがとにかく嬉しいですね◎
いろいろと他にも書くことがあるんですが、もう全然まとまらないうえにすでに長いので、1点だけまだ腑に落ちてないことについて書きますれば。
狡噛さんは、ガルシアを、最終的にはテンジンちゃんの代わりに討ったわけですが(あれは死んでます…よね?)、そこがどう捉えるべきなのかがまだ分かりません。過去を断ち切った、覚悟した、決意した…うえでOKということであったのか…思いのほか、さらっとエンディングまでいったなという印象だったもので…
全然時間がなくて2回目以降いつ観に行けるかわからないのですが、その辺りをちゃんと観定めてきたいな~と思ってます。
長いだけで何一つ書きたいこと書けなかった気がする…まあいいか。
以上、恩讐ファーストインプレッションでした!
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